こんにちは、コーポレートの柏木です。
6月11日、名古屋市立進行中学校の生徒の皆さんが修学旅行の一環で 、弊社を訪問してくださいました。
一般的な企業訪問や社会科見学では、企業が事業紹介や施設見学を通じて“知ってもらう”場で終わることが多いと思いますが、今回はちょっと違う形で生徒のみなさんと時間を共有しました。
生徒が“考える”、社員と“対話する”時間に

今回実施したのは、「働くってなんだろう?」をテーマにした対話型のワークショップ。
一方的に会社の説明を聞くだけではなく、生徒一人ひとりが自分の「好き」や「あこがれ」を言葉にしながら、将来の仕事や生き方との接点を自ら考えるというスタイルで進めました。
ワーク中は、生徒たちが思いのままにペンを走らせ、時に考え込みながらも、“自分のことを真剣に考える”時間そのものを楽しんでいる様子が印象的でした。
普段の学校生活ではあまり語ることのない「将来」や「自分の価値観」について、同級生や大人たちと意見を交わすことで、新たな視点を得ているようにも見えました。
また、ワークショップの後には地方出身の社員との少人数座談会も実施。
年齢の近い先輩として、上京や進路、仕事の選び方について等身大の経験を語ることで、生徒たちも気負わずに本音の質問を投げかけてくれました。
一問一答ではなく、会話の中で新たな問いが生まれていくような対話が生まれたことも、今回のワークショップの大きな価値だったと感じています。
生徒の声から見えたこと

企業訪問を終えた後のアンケートでは、こんな感想が寄せられました(一部抜粋・要約):
「苦労もあるけど、やりがいがたくさんある良い会社だと思った」
「人とのつながりを大事にしていて、真剣で楽しそう」
「“大切にしていることが共感を呼ぶ”という言葉が印象的で、自分もそういう働き方がしたいと思った」
「社員さんの答えから新しい質問を考えることができて、自分の成長にもつながった」
「なぜそんなアイディアが出るんだろう?と、働くって面白いかもと思えた」
一方的な講義では生まれにくい、生徒たちの自発的な問いや発見、感情の動きがあったことが伝わってきました。
人事の目線から:私たちにとっても、学びと気づきのある時間でした

今回のワークショップは、最初は働くことに対して「大変そう」とか「難しそう」という印象を持っていた生徒たちが、「働くこと」への入り口を考える時間であると同時に、私たち大人にとっても原点を振り返る貴重な機会となりました。
「自分はなぜこの仕事を選んだのか」
「自分にとって“好き”や“やりがい”って何だったのか」
生徒たちの姿に触発されるように、社員もそれぞれの思いを再確認していました。
日々の業務に追われがちな中で、忘れかけていた想いに立ち返るきっかけをもらった、そんな時間でした。
キャリアを“一緒に育てる”会社でありたい🌱
弊社では、年齢や経験に関わらず、「自分の好き」や「なりたい姿」からキャリアをつくっていけるような職場づくりを大切にしています。
その価値観は、採用活動や評価制度設計、教育機関との協働にも通じています。
これからも、「仕事ってなんだろう?」「自分らしく働くってどういうことだろう?」という問いに、世代を超えて、一緒に向き合っていける会社でありたいと考えています。
弊社の取り組みにご関心のある方へ📣
弊社では、教育機関との連携を強めています。今後もキャリア育成や事業開発に取り組んでいきたいと思いますので、ぜひご興味あればどうぞお気軽にお問い合わせください。また、今回のイベントについて詳細をお伺いしたい場合もぜひご連絡ください。