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こんにちは、プラットフォーム部の橋爪です。
お部屋の雰囲気をガラッと変える、素敵なインテリア雑貨。その写真の裏側には、緻密な計算と情熱が込められています。
わたしたちプラットフォーム部では「FAVORRIC（フェイバリック）」というECサイトを運営しています。「アートと暮らす。」をコンセプトに、アーティストとコラボレーションし、生活に身近なアイテムを開発、販売していますが、実は撮影も自分たちで行っています。
今回はFAVORRICのものづくりの舞台裏、撮影についてお届けします。
商品コンセプトと使用感の表現
商品の魅力をどうやって伝えるか、どんな写真を撮るか。これらを、商品の開発背景やセールスポイントをもとにプラットフォーム部のメンバー全員でじっくり相談します。
春夏で人気の「麻のマルチクロス」は、ソファやベッドに掛けたり、カーテンや間仕切りにしたりマルチに使える便利なアイテムです。特に、窓辺に飾れば、陽の光と相まって美しいアート作品がお部屋に彩りを添えてくれ、まさに「アートと暮らす。」を体現するFAVORRICの代表的なアイテムです。
「画一的になりがちな部屋を、アートを飾るように彩る」というのが開発コンセプトでしたので、大きな窓のあるハウススタジオで、実際の陽の光を入れながら写真を撮っています。季節や時間、天気などで常に変わる陽の光を、カメラマンが上手くコントロールしてカメラに収めていきます。
様々なアーティストの作品を取り入れたFAVORRICのアイテムはどれも個性的です。だからこそ、そのアイテムを暮らしに取り入れたときのイメージを、少しでも膨らませるような写真を撮るよう心がけています。
撮影をスムーズに進めるためのチームワーク
FAVORRICは既存のビジネスモデルではなく新しいビジネスモデルを目指して2021年にスタートしました。スタートアップということもあり、少人数で運営しています。その上ではチームワークがとても重要です。
実際の撮影においても、スタジオ探しから小物の準備、アイロンがけまでチーム全員で行っています。現場でもそれぞれが主体的に動き、限られた時間で満足のいく写真が撮れるようチーム一丸となって取り組んでいます。
だからといって流れ作業にするのではなく、違和感を持ったときにはすぐに意見を言うようにしています。はっきりとした自信はなくとも、ユーザー目線で気になること、アーティスト目線で気になることなどあったら、撮影中でもすぐに相談するように心がけています。
マルチクロスを、2メートル近くもある巨大な脚立に乗ってカーテンレールに取り付けるのもすべて自分たち。天井に頭をぶつけるなど最初はおっかなびっくりでしたが、もう慣れたものです。
お客さまレビューが語る、意外な魅力と開発ヒント
マルチクロスは発売以来、お客さまから多くのレビューをいただいています。
・写真通り、イメージ通りで、部屋が華やかになります
・真っ白だった壁に、やわらかな色が混じり合って、お部屋が美術館のようになりました
・光の透過具合がちょうどいい。 部屋に風を通してくれる感じが柄に合っていて満足です
など、私たちが伝えたいイメージと同じように感じていただいたものもあれば、
・一緒に購入した同柄のピローケースと合わせてしばらくはベッドカバーとして使います
・ベッドスローとして購入。想像通り、私の部屋に気持ちが明るくなるアートな抜け感を醸し出してくれました
など、わたしたちの想定には無かった使い方をしていただいているお客さまも少なからずいることがわかりました。
しかし、ベッド全体を覆うには、マルチクロスはシングルベッドでもやや小さいサイズ。そこで、わたしたちはベッドをしっかりカバーできる大きなベッドスローの開発を進めることにしました（今秋販売を目指し鋭意開発中）。
このようにお客さまレビューを深堀することで、私たち自身も商品の新たな一面や、お客さまのニーズを知ることができました。今後も、こうした貴重な声に耳を傾け、FAVORRICのアイテムをさらに進化させていきたいと思います。
さいごに
この記事を読んで、FAVORRICに興味を持っていただけましたでしょうか？少しでも興味をお持ちいただいたら、ぜひFAVORRICサイトをご覧ください。
数あるアイテムの中から、きっとお気に入りのデザインが見つかるはずです。自分が好きな色、柄、デザインを、ぜひ生活に取り入れてみて下さい。
