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FAVORRIC商品開発に込めた想い

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―ユーザー視点とこだわりから生まれるものづくり―

こんにちは、プラットフォーム事業部の細野です。

私たちは、「アートと暮らす。」をコンセプトに、アーティストの作品をインテリアやファッション雑貨としてお届けするECサイト「FAVORRIC(フェイバリック)」を運営しており、その商品開発と生産管理を担当しています。

本記事では、FAVORRICの商品開発に込めた想いや開発の裏側についてご紹介します。

開発は「5W2H」の徹底議論から始まる

FAVORRICの商品開発は、まず「どんなカテゴリを開発するか」「強化すべきカテゴリは何か」といった全体戦略からスタートします。

年間の開発計画を立てた後、各アイテムについて社内で繰り返し行うのが「5W2H」会議です。
一般的な「5W1H」に加え、FAVORRICでは「お客様がどう使い、どう収納するのか」まで掘り下げた議論を行うため、「5W2H」というフレームを採用しています。

このプロセスを通して、より具体的でリアリティのある商品コンセプトが生まれます。

商品コンセプト決定

今回ご紹介するニットバッグでは、次のようなコンセプトが決定されました。

「軽くて持ち運びやすく、ファッションのアクセントにもなるニットバッグ。

引っ掛かりにくく、お手入れしやすい素材で、ニットながら上品な印象に仕上げました。」

このコンセプトをもとに、素材選定・仕様決定・デザイン制作と工程を進め、最終的に工場でのサンプル作成へと移ります。

試作を重ねて1年以上、想いが詰まったバッグに

「ニットでありながら自立する構造」「量産的でないこだわり仕様」

これらの実現のため、工場と協力しながら何度もサンプルを試作。持ち手の素材を比較検討し、ジャカード編みでアート作品を表現しつつ、バッグとしてのたたずまいを良くするためにボディの形状も検討を重ねました。

結果として、開発には1年以上の時間をかけました。

妥協のない姿勢と、細部にまで宿るこだわりによって、FAVORRICらしい製品が完成しています。

撮影にも“使う視点”を

FAVORRICでは、商品の詳細画像の撮影は社内のメンバーで行っていますが、

「お客様がどんなシーンでどう使うのか」が伝わるよう、今回はモデル撮影も実施しました。

開発会議では「販売に必要な写真素材とは何か」「どんな撮影が適切か」といった議論も重ねており、視覚的な伝え方にもこだわっています。

機能とデザイン性を両立

今回ご紹介させていただいた商品開発を経て誕生したFAVORRICのニットバッグ。

商品コンセプトから以下の特徴を持たせつつ、内側にはニットで編みたてたFAVORRICタグをデザイン。見えないところにも、こだわりと遊び心がつまっています。

  • 自立する立体構造で、置いても形が崩れにくい
  • 口元はマグネット開閉で中身が見えにくく安心
  • コンパクトで扱いやすいミニサイズ
  • 軽量かつ肌触りの良いニット素材
  • 最大4色の糸でアート作品を再現したデザイン
  • 張り感のある融着糸を使用し、安定感も確保
  • 汚れもサッと拭けるイージーケア素材

最後に

FAVORRICでは、日々の暮らしに寄り添いながら、さりげなく個性を引き立てる商品づくりを目指しています。

今回ご紹介したニットバッグも、そんな想いをかたちにした一品です。

ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひFAVORRICのオンラインサイトを覗いてみてください。

▶︎ FAVORRIC ONLINEはこちらから

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