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こんにちは。オーセント代表の福原です。
当社では、創業後いち早くコンピテンシーや評価制度の作成を手掛けました。
ベンチャー企業なので、新しい事業にチャレンジしたり、未経験でもしっかりキャリアを積めるよう、評価制度については特に力を入れております。
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評価制度の構築にあたり、今下期から個人のキャリアについても目標設定に組み込む運用にしましたので、
今回はキャリア形成について記載したいと思います。
私が考えるキャリアとは
キャリアのベースになるのは、仕事を通じた学びです。
最初から「やりたいことかどうか」は、それほど重要ではありません。
なぜなら、仕事の中で学びがあり、スキルが身につき、成果に結びつけば、仕事は自然と楽しくなっていくものだからです。 一方で、キャリアの出発点が「好きなこと・やりたいこと」であっても、仕事として行う以上、楽しいことばかりではありません。
だからこそ私は、「やりたいかどうか」よりも、その仕事で成果を出せるかどうかが重要だと考えています。
成果が出れば、自己成長の実感が生まれ、仕事に対する姿勢も前向きに変わっていきます。
経験とキャリアの関係
仕事で経験したことは必ず将来役に立つと考えています。
どんなに細かい業務でも、そこで得た学びはキャリアの土台となります。
学ぶとは、単に知識を得ることではなく、考える力を身につけ、それを活かせるようになるということです。
だからこそ、どんな小さな仕事でも軽視せず、しっかり取り組むことが大切です。その積み重ねがキャリア形成に直結します。 また、将来のキャリアが明確にイメージできていない場合でも、スキルの幅を広げる意識を持っていれば、自然と選択肢は広がっていきます。
経験が広がれば、後から「あの時の経験が役に立った」という瞬間は必ず訪れます。
経験こそがキャリアの資産であり、未来の可能性を広げる源泉なのです。
オーセント流キャリア形成の考え方
オーセントで大切にしているのは、主体性です。
自分自身の想いを持ち、前に進むことができる人は、確実に成長していきます。
想いがなければ、意見も生まれず、考えることもできません。
まずは、
- 目の前の仕事をどうしたいのか
- お客様にどのように貢献したいのか
- どのような成果を上げたいのか
こうした“自分の想い”を持つことが、キャリアの第一歩です。
想いがある人は行動ができ、行動すれば周りの共感が得られます。協力者が増え、自然と実現に近づいていく
——これがオーセント流のキャリア形成です。
キャリアを自分の手でつくるために必要なこと
キャリア形成も、昇進も、昇給も、自らの意志を明確に発信し、上司や組織に働きかけて掴み取るものです。
受け身の姿勢では、チャンスは訪れません。
● 主体的なコミュニケーションをあきらめない
「評価されるのを待つ」のではなく、自分の成果や意志を伝えることが重要です。
評価は“されるもの”ではなく、自らにさせるものです。
● アピールしなければ伝わらない
どれだけ努力しても、黙っていれば相手には伝わりません。
「見てくれているはず」という期待ではなく、自分から届ける姿勢が必要です。
● キャリアは会社が作るものではない
キャリアを考えるのは会社や上司ではありません。
自分自身がどうなりたいのかを発信し続けることが、キャリアを切り拓く鍵になります。
● チャンスは自分でつかみ取る 組織の中には、挑戦できる場や役割が必ずあります。
それを「与えられるのを待つ」のではなく、自分から手を伸ばして取りに行く姿勢が大切です。
キャリアは“自分で方向づける”成長のロードマップである
キャリアは誰かが決めてくれるものではありません。
自ら考え、想いを持ち、行動し、発信し、つかみ取っていくものです。
また、キャリアとは、自分自身で方向づけ、未来に向かって描き続ける成長のロードマップであり、その道をどう進むかを決めるのは自分自身です。
オーセントでは、半期ごとに目標設定と評価を行う仕組みを導入しています。
この評価制度では、
- 事業・部門の半期～中長期の視点
- MRE（期待役割）・APICの視点
- 個人のキャリアや成長の視点
この三つをつなげて考えることを大切にしています。
評価制度は単なる業務の採点ではなく、自分のキャリアをどう方向づけたいかを表現し、実行するためのフレームです。
だからこそ、社員の皆さんには、この制度を主体的に活用し、自分の成長ロードマップを具体的に描いてほしいと考えています。
そして何より、日々取り組んでいる仕事そのものに、自信を持ってほしいと思います。
どんな業務にも学びがあり、その積み重ねがあなたのキャリアを確かなものにしていきます。
自分の仕事に誇りを持ち、一つひとつの取り組みを未来につながる一歩として捉えてください。
オーセントは、主体的に挑戦する人を全力で応援します。
あなた自身が、自分のキャリアを方向づけ、未来へ進む力強い一歩を踏み出すことを期待しています。
株式会社オーセント
代表取締役 福原 大佑
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