IT組織強化支援
Case2 自動車メーカー E社様
- Goal
情報システム部門の戦略と整合した企画立案・起案力の強化
- Approach
企画・起案状況のモニタリング→企画・起案力強化のための施策実行
- Solution
業務定義+ワークショップ+実案件での壁打ち・指導
- Outcome
従来の資料作成作業中心の企画・起案業務から、グループで打ち出されている戦略との紐づけ整理や具体性のある企画立案を担当者が思いや考えをもって行える土台を構築
- 企業情報
全世界に製品を展開する大手の自動車メーカー様。
- プロジェクト概要
自社の情報システム部門は、歴史的な経緯や文化からなかなか他部署に対して積極的な提案をしていくことができず、事業部門が上げてくるITに関する要求や企画をそのまま社内上申するための資料作りに追われている状況にありました。そんな中、情報システム部門の在り方を変えるべく、マネジメント陣がトップダウンで改革を進めましたが、情報システム部門の実務担当者たちはなかなかついていけないという実態が生まれました。 そのような状況下で、AUCENTは外部からの支援に参画することとなり、情報システム部門の今後を担うべき実務キーマンたちの企画・起案の現状モニタリングからスタートしました。当初は自身たちの意思や考えが十分に反映されていない企画・起案書の作成作業が中心でしたが、弊社とともに「そもそも企画・起案とは?」と問い続けながら、ワークショップや実務上のフィードバックを繰り返し、徐々に情報システム部門側の思いや考えを乗せたIT関連の企画・起案が上申されるようになっていきました。
- チャレンジ
業務の本来目的や“べき論”から入っていき、担当者のマインドや目線感を変えていくことが非常にチャレンジングでしたが、コミュニケーションの回数を重ねるごとに実務担当者側からもっと良くなるための問いかけや、積極的なコミュニケーションが発生するようになっていきました。